イーサリアムをポリゴンにブリッジ(両替)したい!だけど、やり方がわからない…。
そもそも「ブリッジ」って何??
今回の記事では、こんなお悩みにお答えします!
2022年、NFTが少しずつ広がり始めました。
そこで、「イーサリアムからポリゴンにブリッジ(両替)したい!」と考える人は多いと思います。
しかし、「ブリッジのやり方がよくわからない」という方も多いのではないでしょうか?
今回は、イーサリアムからポリゴンに安くブリッジする方法を、6ステップでお伝えしていきます。
この記事を読めば、
- ブリッジとは何か
- イーサリアムからポリゴンへお得にブリッジするやり方
を理解することができるので、お金を節約できるようになります!!
ぜひ最後までご覧ください!!
イーサリアム(ETH)とポリゴン(Polygon)の違い
まずはイーサリアムとポリゴンの違いを知ることから始まります!!
今回、イメージとして図を作成しました。
上記の通り、イーサリアムとポリゴンは違う国と考えるとわかりやすいです!
では、それぞれの国で使える通貨について確認していきましょう。
イーサリアムとポリゴンで使える通貨
イーサリアムとポリゴンというそれぞれの国では、以下のように使える通貨が異なります。
<国(ブロックチェーン): 使える通貨>
・イーサリアム :『ETH』
・ポリゴン :『WETH』
どちらも ETHってついてるからわかりにくいのですが、全然異なる通貨なんです!
違いのイメージとして・・・
「アメリカドル」と「オーストラリアドル」 をイメージしておきましょう。
オーストラリアでアメリカドルは使えませんよね!
どちらも「ドル」ってついてますが、実際は全然違う通貨です!
「イーサリアムとポリゴンはそれぞれ違う国だから、使える通貨も異なる」ことを抑えておきましょう!
なお、イーサリアムとポリゴンの違いについて、詳しくは以下の記事で解説しています。
イーサリアムからポリゴンへブリッジするとは何か
「イーサリアムとポリゴンは違う国だから使える通貨も違う」ことは理解できましたか??
使える通貨が異なるということは、
それぞれの国で使える通貨に両替しておく必要がありますよね!!
仮想通貨の世界では、通貨を両替することをブリッジと呼びます!
ブリッジについて詳しく確認していきましょう。
イーサリアムとポリゴンのブリッジの例
ブリッジは、以下のような、通貨を両替することを指します。
イーサリアムの通貨→ポリゴンの通貨 :ETH →WETH
ポリゴンの通貨→イーサリアムの通貨 :WETH → ETH
現実世界の「日本円→ユーロ」などと同じように、それぞれの通貨にブリッジできます!
ブリッジするとそれぞれの国でお買い物ができるようになります!
今回はポリゴンで、お買い物ができるように、
ETH→WETHへのブリッジのやり方を確認していきましょう!
ブリッジとは何かもっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
イーサリアム(ETH)からポリゴン(Polygon)にブリッジする手順
では実際に、イーサリアムの通貨であるETHから、
ポリゴンの通貨であるWETHにブリッジしましょう!!
「ETH →WETH」にブリッジする手順を、以下の6ステップで紹介していきます。
ETHからポリゴンETHにブリッジするための6ステップ
STEP1 : メタマスクにETHを送金する
STEP2 : メタマスクにポリゴンネットワークを追加する
STEP3 : メタマスクとポリゴンを接続する
STEP4 : ブリッジの手数料(ガス代)が安い時間帯を調べる
STEP5 : ETHをポリゴンETHにブリッジする
STEP6 : Polygon(ポリゴン)のトークンを追加する
いまは用語の意味が分からなくてOKです!
ここから詳しく説明していきますね!
なお、STEP4のブリッジの手数料が安い時間帯を知っておくと、
これからのNFTや仮想通貨の人生で、無駄なコストをかけなくて済みます!
ぜひチェックしてみてください!
STEP1:メタマスク(MetaMask)にETHを送金する
まずはメタマスクにETHを送金していきます!
ブリッジには、メタマスクという仮想通貨用のウォレット(デジタル財布)を使います。
イメージで言うと、メタマスクに入っているイーサリアムをポリゴンに両替する感じです!
準備として、メタマスクにETHを送金しておきましょう。
メタマスクにETHを送金する手順はこちらで詳しく解説してあるので、参考にしてみてください。
STEP2:メタマスク(MetaMask)にPolygon(MATIC)ネットワークを追加する
ここでは、メタマスクにポリゴンのネットワークを追加していきます!
「日本円だけでなく、ドルもお財布に入れるよ!」と
メタマスクに教えるイメージです!
スクリーンショットを交えてわかりやすく解説していきます!
メタマスクを開き、左上のバーをタップします。
設定をタップ。
ネットワークを選択します。
ネットワークの追加をタップ。
ネットワークの情報を入力します。
以下の内容を入力して保存をクリックしましょう。
ポリゴンネットワークの情報
- ネットワーク名→ Matic mainnet
- RPC URL → https://polygon-rpc.com/
- チェーンID → 137
- シンボル→ MATIC
- ブロックエクスプローラURL → https://polygonscan.com/
「MATICネットワーク」が追加されていることを確認します
これで、メタマスクがポリゴンのネットワークを認識できるようになりました!
※MATIC(マティック)というのは、ポリゴンの前の名前です!
STEP3:メタマスク(MetaMask)とポリゴン(Polygon)を接続する
次は、メタマスクとポリゴンのサイトを接続します。
以下で紹介するサイトで、ETHからポリゴンETHへとブリッジ(両替)することができます!
しかし、メタマスクはWebサイトで自動的に接続しない仕組みになってます。
そこで!
このステップでは、メタマスクと両替サイトがやりとりできるように接続していきます!
① Polygonにアクセスします
URLはこちらから!
②「Polygon Bridge」をクリックします
③「MetaMask」をクリックします
④ Polygonのサイトではメタマスクの接続を待っていることを確認します
⑤ メタマスクの設定をします。
- 接続したいアカウントにチェック
- 「次へ」をクリック
⑥ 接続を許可すると、
アカウントへの接続を求められるので、「接続」をクリックします。
⑦ メタマスク側で署名します
署名が要求されるので、「署名」をクリックします。
⑧ 接続を確認する
メタマスクとPolygonの接続が完了すると、以下の画面が表示されます。
右上のMetaMaskのアイコンであなたのウォレットのアドレスが表示されたら、無事に接続できています。
以上で、メタマスクとサイトの接続は完了です!
STEP4:ブリッジの手数料(ガス代)が安い時間帯を調べる
個人的に、ここが重要なポイントです!!!
ブリッジにはガス代と呼ばれる手数料がかかります。
このガス代の値段は、時間帯によって、大きく変動します!!
手数料が高い時間帯は、安い時間帯の2倍の値段かかったりすることもあります。
安い時間帯を確認して、より安い時間帯にブリッジすると手数料が抑えられるね!
ここでは、ブリッジの手数料が安い時間帯の調べ方をお伝えします!!
ガス代を確認できるサイトにアクセスする
ブリッジの値段が確認できるサイトである「etherchain.org」にアクセスします。
ガス代の安い時間帯を確認する
「Gas Price by Time of Day」のグラフにて、色が白に近い時間帯を確認します。
グラフは日によって変わるので、最新版をチェックするのがおすすめです!
ガス代が安い時間帯にブリッジする
・いまの時間帯がガス代の高い時間帯→ちょっと待つ
・いまの時間帯がガス代の安い時間帯→このままブリッジする
上記の2パターンで考えてみましょう!
ガス代が安い時間帯になったら、これから紹介する手順に従ってブリッジを行います!
ガス代を確認したことで、9000円→5000円にガス代を節約できました!
ぜひ「etherchain.org」をチェックして、ブリッジしていきましょう!!
STEP5:イーサリアムをポリゴンにブリッジする
では、ブリッジの手順をお伝えしていきます!
下の画面のプルダウンメニューがETHになっていることを確認します
Etherでない場合はEtherを選択しましょう
Polygonに送金したいETHの数量を指定します。
入力したら「Transfer」をクリックしましょう。
確認画面が表示されるので「Continue」をクリックします。
ガス代を確認します。
ETHからPolygonへ送金するガス代(手数料)が表示されます。
確認したら「Continue」をクリックします。
送金確認画面が出てくるので「Continue」をクリックします。
メタマスクが起動するので「確認」をクリックします
送金手続きの承認中(Transaction in process)になります
送金手続き中(Transfer en route)になります
送金完了(Transfer completed successfully)になります
以上で、送金手続きは完了です!
これで送金手続きは完了するのですが、あと1つ手順があります。
STEP6:ポリゴン(Polygon)のトークンを追加する
送金は完了ましたが、このままだと送金したETHがメタマスクに反映されない場合があります。
・反映されている方→ブリッジの手続きは終了!
・反映されていない方→「トークンの追加」をする!
上記のようになります。
「トークンの追加」とは、表示される通貨の種類を増やす作業です。
私は反映されていなかったので、やりました!!
ポリゴンに表示されるお金として、MATICと呼ばれる通貨しか載っていない場合があるんです。
そこで、OpenSeaなどのポリゴンの決済に使う通貨である
WETHを追加する必要があります。
さっそくWETHを表示させていきましょう!
①「トークンの追加」をクリックします
②「トークンコントラクトアドレス」に情報を入力します
以下の情報を入力しましょう。
コントラクトアドレス→ 0x7ceb23fd6bc0add59e62ac25578270cff1b9f619
③メタマスクの表示を確認します
・トークンシンボルに(WETH)
・トークンの10進数に18
が表示されていることを確認します。
確認ができたら「トークンの追加」をクリックします
④ トークンが追加されているか確認します
以下の画面が表示されたら、無事に「トークンの追加」ができています!
WETHの残高が自分の送金したETHと大体同じ値になるはずです。
なお、手数料のガス代が引かれてるので、少なめの金額になります。
WETHの確認は完了です!!
まとめ
今回の記事では、イーサリアムとポリゴンの違いと、
イーサリアムをポリゴンへ安くブリッジする方法をお伝えしてきました。
まとめると以下のようになります。
この記事のまとめ
- イーサリアムとポリゴンは違う国→異なる通貨を使っている
- 異なる通貨→両替(ブリッジ)する必要がある
- ブリッジするためには6ステップ必要
ETHからWETHにブリッジして、もっとNFTを楽しんでいきましょう!!
なお、NFTを売りたい方に向けて、OpenSeaのNFTの売り方の記事も作ってあります!!
【超初心者向け】スマホから始めるNFTを解説!【6ステップ】
ぜひチェックしてみてください!
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